コーワライティングシートに関する質問
- 貼り付きやすい面はどこですか?
- ガラス・木・鉄・コンクリート・プラスチック製等の平らな面です。
- 貼り付きが弱い面はありますか?
- クロス地のパーティションや表面に細かい凹凸がある壁紙等は、シートの接する面積が小さくなるため貼り付く力が弱くなります。原因は、シートが細かな凸凹に対応できず、シートが壁と接する面積が小さくなるためです。
したがって、壁紙でも大柄で接する面積が大きい場合は問題ありません。また、凸凹が大きい面では書きにくいですが、記入したシートを一時的に貼り付ける面としてご利用になる分には問題ありません。※不向きな環境
静電気の力は風に弱いため、屋外やエアコンの風が直接当たる所でご利用の場合は、シートが風で落ちてしまう可能性があります。 また、帯電防止の施された壁やパーティションへは一度貼りつけることができるかテストしてからご利用ください。
- どれぐらいの期間貼れますか?
- 貼りつけたまま移動を行わなかった場合、3か月から半年程貼りつきます。 環境が良い状態ですと、1年以上貼りついているケースもあります。ガラスなど平らであれば、シートが接する面積が大きく、静電気の放出が極めて少なくなる為、長持ちします。 クロス地など凸凹がありますと、シートの接する面積が小さくなり、くっつく力が弱くなります。
また、シートが壁から浮いている部分から静電気が放電され易いので、貼りつく期間も短くなります。
湿気には強く、お風呂場のタイル壁でも問題なく貼り付きます。
※シートを移動させたり、貼り剥がしを行った場合の期間は異なります。
その場合の期間については、次の質問の回答をお読みください。
- 何回貼り剥がしができますか?
- 平均10回くらいです。ですが、使い始めの場合は何回貼り剥がししてもなかなか静電気は抜けません。
(弊社内でロールから出したばかりのシートを連続で100回以上貼ったり剥がしたり繰り返しましたが、
静電気は抜けきりませんでした。)
下記等の状況により貼り剥がし可能な回数は異なってきます。
①貼り付ける壁面の状態(平滑面な程よりよい)
②剥がしたあとの保存状態(紙管等に巻き、ロール状に丸めたほうが静電気は逃げにくいです)
③貼り付けている期間(長期の場合は、貼り剥がし可能な回数が減ります)
- ホワイトボード用マーカーで書いたのに消えなかったのですが、どうしてですか?
- 文字を書いてから時間が経っていませんか?
ホワイトボード用マーカーは水性インクですので、時間が経つとインクの水分が飛んで、消えにくなります。その際は、ティッシュに水含ませて拭き取ると、インクはキレイに落ちます。ただし、シートが柔らかい為、インクが乾燥したあとや文字を書く際の筆圧によって、シートに文字の痕が残ることがあります。
- シートに表と裏はありますか?
- 基本的にはありませんが、ロール状に巻きつけている商品の性質上、巻癖が残ってしまうことがありますので、
丸まろうとする側を壁にした方がシートが落ち難くなります。
- シートに書けるのはホワイトボード用のペンだけですか?
- 油性マジック・水性ペン・筆ペン・クレヨンなど基本的には書くものは問いませんが、シートが柔らかいので、
ホワイトボード用マーカー・油性ペン・クレヨン等のペン先の柔らかいものがよいと思われます。
また、ホワイトボードのように文字を消してご利用される場合はホワイトボード用マーカーや消える水性クレヨン等を
ご使用ください。消えなくてもよい、むしろ消したくない場合は、油性マジック等をご使用ください。
- 裏写りしませんか?
- はい。油性マジックで書いても裏写りは一切いたしません。
ただし、シートが柔らかいので、ボールペンなど先の尖ったペンで書かれますと破けてしまう恐れがありますので、
気を付けてください。また、柔らかい壁に貼りつけた状態で書かれますと、筆圧で壁を傷つけてしまう恐れがありますので、硬い壁や机で書く事をお勧めいたします。
コーワシェルシートに関する質問
- 剥がし痕が残らないというのは本当ですか?
- はい、本当です。シェルシートは糊を使用しておらず、吸盤式やマグネットでもありません。
- 吸盤式等の再剥離系フィルムと何が違うのですか?
- まず、粘着力が大きく異なります。シェルシートは糊ではありませんが、強粘着糊と同等の粘着力を発揮します。 また、シェルシートは強粘着故に剥がす際にシートが変形することがあります。ですので、剥がした後は再利用できないと思ってください。 さらに、吸盤式等の再剥離系フィルムでも半年以上貼っていると吸盤などの痕が残ると言われておりますが、シェルシートは1年以上経って剥がしても一切剥がし痕は残りません。
- どのようなところに貼れますか?
- 車のボディーやガラス・大理石・ステンレス・タイル・ポリプロピレンなど、表面が平滑な面に貼れます。 ただし、Pタイル等の塩化ビニール素材や一部のポリカーボネイトの面には直接貼らないでください。被着面の表面から出る可塑剤やガスに反応して強力にくっつき剥がれなくなることがあります。 もし、剥がして糊のような痕が残った際には、脱脂剤等の除去スプレーで落とすことが可能です。詳しくは購入元へお問い合わせください。
- 印刷は個人の持っている家庭用プリンター機でもできますか?
- はい、できます。印刷設定についてはご購入元にお問い合わせさい。 ただし、色の感覚には個人差がありますので事前にテストプリントされることをお勧め致します。また、染料インクをご使用の場合はラミネートを施しても、 水がかかるとインクが流れてしまうことがありますので、使用場所にご注意ください。
- 自動車のボディーに貼るのは難しくありませんか?
- 4サイズの場合でしたら初めてでも2~3分位できれいに貼れます。糊と違い、施工時に貼り位置を間違えても簡単に貼り直しができます。 被着面と粘着面に水を霧吹きする事でエア抜きがスムーズにできます。
施工方法についてはこちらの動画をご覧下さい。
- 車に貼ったまま洗車機で洗う事はできますか?
- はい、できます。粘着力は強力ですので全く剥がれることはありません。ただし、施工直後は最大粘着力を発揮致しませんので、洗車や高速走行は最低でも24時間は控えてください。 また、表面の印刷面はインクの種類にも因りますが、擦られてインクが滲む恐れがありますので、ラミネートを施すことをお勧めします。
- 強力に貼れていると剥がすのが大変ではないですか?
- 強力に貼りついておりますので、多少の力を必要としますが問題なく剥がせます。 ただし、施工面に傷やひび割れなどがある場合、剥離時に広げてしまう恐れがありますので、施工面に傷やひび割れがないことを良く確認してから施工してください。 車のボディ等は強力に貼りつくため、剥がす際シートが伸びることがありますが、問題はありませんのでそのまま剥がしてください。
- 雨や風で剥がれたり色が落ちたりしませんか?
- しっかり施工されていれば剥がれることはありません(水抜きやエア抜きはしっかり行ってください)。
貼り方については、こちらの動画をご覧下さい。
色落ちについてはインクの性能によります。 一般的に水性染料インクは水に濡れるとインクが流れてしまい易いです。また、水性顔料インクは水に濡れるだけではインクは流れませんが、擦られると落ちてしまいます。 溶剤系インクであれば、水や擦りに強く、屋外広告向きとされています。また、表面にラミネート加工をすることによって、色あせや擦りから守ることもできます。
- オフセット印刷やシルクスクリーン印刷などのインクジェット以外の印刷は可能ですか?
- 現在、試験段階ではございますが、対応できるよう評価中です。
進捗状態及び、印刷の可否につきましてはメーカ又は代理店へご相談ください。
- 曲面に貼れませんか?
- 2次曲面で凹凸が激しくなければ、可能です。
塩化ビニール素材程柔らかくはありませんので、球体や立体の角のような3次曲面への施工は難しいです。
シェルシートの扱いに慣れた施工会社に聞いたところ、ドライヤー等を使ってシートを伸ばすことで
(塩ビ素材のようには伸びません)、3次曲面に貼ることも可能になるようです。
- シートの種類はどのようなものがありますか?
- 平成21年11月現在
【インクジェットプリンター対応型】
①シェルシートIJ:水性顔料・染料インク用 白・マットタイプ
②シェルシートSOL-M:ソルベント・エコソルベントインク用 白・マットタイプ
③シェルシートSOL-W:ソルベント・エコソルベントインク用 白・光沢タイプ
④シェルシートSOL-TR:ソルベント・エコソルベントインク用 透明タイプ【開発中】
オフセット印刷用シート
シルクスクリーン印刷用シート
UV硬化型印刷用シート
シール印刷用シート
レーザープリンター対応型シート
- 現在のシェルシートは、インクジェットプリンター専用のシートなのでお勧めできません。
- 素材自体が熱にあまり強いものではありませんので、プリンター内で詰まるなど故障につながる恐れがあります。
レーザープリンターで印刷を行う場合は、ご理解いただいた上でお客様の責任の元お試しください。
- 粘着面だけを利用して新商品を作りたいのですが、粘着面のみ購入することは可能ですか?
- 弊社の原反は粘着面のみではなく、粘着シートになっております。
その上に印刷用の受理層を選ぶことにより、現在のシートを製造しております。
まずはお気軽にご相談ください。